性器マイコプラズマ
マイコプラズマ・ゲニタリウム(Mycoplasma genitalium)という細菌が原因で起こる感染症で、主に尿道炎を引き起こします。クラミジアによる尿道炎とよく似た症状がでます。
マイコプラズマというと肺炎などを引き起こす細菌がよく知られているのですが、尿道炎を引き起こす種類のマイコプラズマが性器マイコプラズマの原因になります。

クラミジア同様、自覚症状が出ていない人も多数みられます。
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尿道から透明な分泌物が少し出てきたり、排尿時に違和感や不快感を感じたり、かゆみがあったりします。


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おりものが増加するなどの症状が出る人もいますが、自覚症状が出ない人が多くいます。


治療方法
クラミジアか性器マイコプラズマか、判断が難しいため、抗生物質を処方するなど、
クラミジアと同様の治療が行われるケースが多くあります。しかし、クラミジアと比べて少し治りにくいため、薬を飲んでいても治らないことがあり、その場合は、性器マイコプラズマが疑われます。


病院へ行って最初から性器マイコプラズマと診断されることはあまりありません。実はこの性器マイコプラズマはわかっていない事も多く、検査方法も十分ではありません。しかし、効果のある薬はちゃんとありますので、お医者さんに相談しましょう。


